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橘通西2丁目の青空市場の話

2019年02月08日

橘通西2丁目の青空市場の話

 

橘通西2丁目の青空市場の話

宮崎市のマッチ箱の所在調査をしているが...宮崎市のマッチ箱の所在調査をしている中で、「・・市場」「・・前」「・・そば」とか「・・小路」「・・街」という文言が書かれているものがいくつか見受けられる。橘通り周辺のお店などは特にそのようなものが多い。馴染みのあるものだと「センター通り」「安兵衛小路」など。前述の「センター」は、みやざきアートセンター裏、赤煉瓦の向かいあたりにあった映画館のこと、「安兵衛小路」はその当時、名前だけは子供でも知っていた名店街。場所が判明したものも随分あるが、宮崎市橘通り周辺のものを、いくつか羅列してみたいと思う。みなさんはどれくらい知っていらっしゃるだろうか?

「新世界」「じゃんじゃん横丁」「ひえつき横丁」「鈴掛小路」「第一マーケット」「遊楽街」「光マーケット」「文化ストリート」「南国街」「橘軒」「橘百軒街」「六晩街」「橘ニュース館」「三楽街」「モデル街」「大成座」「帝国館」など.. 

 

今日は、その調査のために ぶらり出かけたが、途中、 橘通西2丁目の「青空ショッピングセンター」のお店でその周辺のことを色々訪ねてみた。 
稲口商店さんというお店で昭和36年頃からこの場所でお店を営んでいらっしゃとのこと。前述の「・・街」でいくつか解決していただく成果もあったが、この場所「青空ショッピングセンター」の名称の詳細まで教えていただくことが出来た。 現在の、バージニアビーチ広場にはかって露天販売のお店が立ち並び、その場所のことを「青空市場」と呼ぶことが多かったが、現地では、本当の「青空市場」はココであることをまず強調された。そして「青空市場= 青空ショッピングセンター」は三つの商店街がひとつになった名称だということ。その詳細は橘通交番前に通り抜ける「青空ショッピングセンター」の看板のかかっている商店街は、以前「市民市場」と呼ばれ、その東隣が「中央市場」さらにその東が「青空市場」だったとのこと。実際には小さな市場が集まって出来上がった、商店街アーケードだったと、非常に面白い深い話を聞かせていただいた。